暇人のゲーム日課帳

自身のゲーム日課をメインに適当に書いていくブログ。最近はブログ意欲が低下しているので不定期更新。

2017年ゲーム市場総括 switch効果で久々の右肩上がりとなったが、今後の課題も見えた年

 2017年のゲーム売上も出揃ったので2017年のゲーム市場を考察してみました。

今年はswitchやドラクエなどの効果で久々の右肩上がりとなるゲーム業界にとっては明るい年だと思えた反面、ネガティブな部分も所々窺えたのが個人的な印象。

まあ前置き長いと書く事なくるので、本題に移りましょう('◇')ゞ。

 

2017年ソフト売上ランキング|ゲーム売上定点観測

売上データは↑のサイトを参照に書きました。

・ゲーム市場考察目次

 

 

 

 

 

2017のゲーム市場は前年比で130%も増加! ミリオンは7本

まず前述に書いた通り、今年のゲーム市場は約4000憶と去年から大幅に回復する結果になりました。switchのヒットやドラクエの発売が大きかったでしょうね。

一方でミリオン数は7本と近年ではトップクラスの数となりました。流石に2018年はここまで達成するのは無理そうですが…w。

その一方で、10万以上売れたソフトは57本5万本以上売れたソフトは36本と昨年の76本、42本から大きく数を落とす結果に。これはマルチ展開が減った影響も大きいかと思いますが更に二極化が進んだとも捉えれますね。

実際シリーズ物は売上低下が未だに目立つので。

 

 

ハード別 市場考察&ソフト売上TOP10

次に各ハード別の市場の考察。ソフト売上のTOP10もまとめながら、各ハードの2017の推移や2018年の傾向を予測していきます('◇')ゞ。後タイトル名の長いゲームは一部略してます。

※()の順位は全体のソフト売上の順位。

 

switch

1位(2位) スプラトゥーン2 175,2万本

2位(5位) スーパマリオオデッセィ 132,4万本

3位(7位) マリオカート8デラックス 110,3万本

4位(8位) ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 68,8万本

5位(15位) 1-2-switch 29,6万本

6位(16位) ARMS 28,5万本

7位(21位) モンスターハンターXX switch ver 20,3万本

8位(31位) ポッ拳 DX 17,6万本

9位(37位) ゼノブレイド2 14,9万本

10位(61位) スーパーボンバーマン 9,2万本

突破数 100万以上:3本 30万以上:1本 10万以上:5本

2017年ハード売上:340万台

 

今年最も勢いを感じれたハード。年間普及数も340万台と近年ではトップスピードの普及数を誇っていますね。

一方ソフトセールスも一年目のハードながらミリオンを3本達成しています。任天堂はジワ売れが強いので今後もこれら旧ソフトの売上が見込めますね。

一方で不安材料であるのがサードの売上。サードで一番売れたのはモンハンで約20万本。絶好調の割には低い売上なのを否めないですね。Wiiの時も最初は好調だったが、サードが低調だったせいで早い段階で落ち込んだ過去があります。

なので2018年は任天堂ソフトは勿論、どれだけサードを普及させるかが重要になりそうですね。

 

 

 

PS4

1位(6位) ドラゴンクエストXI 132,1万本

2位(12位) ニーアオートマタ 34,3万本

3位(13位) コールオブデユーティWW2 34,1万本

4位(14位) バイオハザード7 32,4万本

5位(22位) ホライゾン ゼロドーン 19,9万本

6位(23位) グランツーリスモsport 19,3万本

7位(25位) 地球防衛軍5 18,8万本

8位(26位) キングダムハーツHD2,8 18,6万本

9位(27位) ゴーストリコン ワイルドランズ 18,6万本

10位(29位) 龍が如く極2 18,1万本 

突破数 100万以上:1本 30万以上:3本 10万以上:19本

2017年ハード売上:193万台(昨年比+14万台)

 

一方でPS4は比較的安定した年と言えますね。ドラクエのミリオンを筆頭に多くの中堅ソフトがランクイン。10万以上売れたソフトも計23本と2016年をやや上回る動きを見せています。 それにしてもニーア2位の存在感凄いw。定番、新規タイトル、洋ゲーがバランスよく集まってると言うか。

それとソフト売上は微増止まりですが、縦マルチタイトルが減少したのが分かるので、ようやくハード移行が完了したと言っていいでしょう。vita,PS3のマルチ期は本当長かった(遠い目)。

ハードの売上も去年を僅かに上回る193万台でしたが、逆に言えば爆発的な普及はあまり見込めなくなった感じですね。恐らく今年はモンハンのブーストを最後に落ち着いた推移が続くことになりそう。

恐らく2018年もほぼ2017年と同等の市場推移になると予想します。

 

 

 

3DS

1位(1位) ポケモン ウルトラサン&ウルトラムーン 200,3万本

2位(3位) ドラゴンクエストXI 173,4万本

3位(4位) モンスターハンターXX 166,8万本

4位(9位) ポケモン サン&ムーン 56万本

5位(10位) マリオメーカーfor3DS 39,7万本

6位(11位) 妖怪ウォッチバスターズ2 39,6万本

7位(17位) 桃太郎電鉄2017 26,3万本

8位(18位) とびだせ どうぶつの森 24,7万本

9位(19位) 妖怪ウォッチ3 スキヤキ 23,3万本

10位(20位) スナックワールド 23,2万本

突破数 100万以上:3本 30万以上:3本 10万以上:15本

2017年ハード売上:182万台(昨年比-5万台)

 

流石に7年目という事もあって売上はややピークアウトしてる印象。しかしミリオンタイトルは3本とまだまだアクティブユーザーが多く居る事は実感。

その一方で売れるタイトルと売れないタイトルの二極化が更に進んだ年とも言えます。定番タイトルはいつも通り高水準な売上を出したが、その他のソフトは前作比で売上が落ちた作品がかなり多い印象でした。(売上データだけ見ると、2006年のPS2末期に近い感じに見える)

今年は3DS向け作品が徐々にswitch移行する年かと思われるので、来年は現状維持よりどれだけバトンパスできるかが重要になりそうです。

 

 

 

vita

1位(32位) マインクラフトvitaエディション 17,1万本

2位(52位) ニューダンガンロンパV3 11,6万本

3位(55位) スーパーロボット大戦V 10,9万本

4位(82位)  アクセルワールドVSソードアート(略) 5,8万本

5位(102位) ダンジョントラベース2-2 4,4万本

6位(120位) 蒼き革命のヴァルキュリア 3,3万本

7位(141位) ソードアートオンライン 2,5万本

8位(144位) 無双☆スターズ 2,5万本

9位(147位) サガスカ―レット グレイズ 2,5万本

10位(152位) ブルーリフレクション 2,4万本

突破数 10万以上:3本 3万以上:3本

2017年ハード売上:39万台(昨年比-47万台)

 

言うのもあれですがハード末期に近い売上ですね(-_-;)。ソフト売上は勿論、ハード売上の落ち込みも酷い。 TOP10のソフトもマルチタイトルに偏っており尚且つ上半期のソフトに偏ってるので下半期はお察し下さいとしか…

ネット場では常にvitaの後継機が噂されてますが、各メーカーがPS4,switchに移行してるのを見ると確率はかなり低そう。カンファでもハブ多いし…。

一応マルチタイトルやギャルゲー&乙女ゲー市場はそれなりに残っているので、小さい市場ながらも数年はvita市場は続くかと思います。

最後に何か一発こないかなぁ(切望)

 

その他機種(PS3,WiiU,箱一)

PS3のマルチタイトル発売はほぼ完全になくなりましたね。もう既に11年前のハードなのでようやく役目を終えたとも言っていいですね。

WiiUはswitch発売前から深刻なソフト不足に悩まされていて、一時期はどうなるかと思っていましたがswitchが予想外のヒットを出したのでこちらもバトンタッチ成功と言ってもいいかなと思います。

xboxは、日本市場継続ができたら良しとしましょうw。

 

 

 メーカ別市場考察

任天堂2016年の不調から一転、ミリオンを4本も達成し絶好調。一年でこれだけ巻き返す辺り何だかんだゲーム業界のボスだなと実感。

2018年もミリオン級タイトルを2,3本発売しそうですね。

ソニーPS4のハード市場は好調だが、自社ブランドであるみんゴルグランツーは売上を落としてしまう結果に。オマケに両者評判も悪いので、ソニーは今後ファーストタイトルやる気あるのか?って思ってしまう。

スクエニドラクエ11が2機種合算で300万突破する辺りブランドの強さを再実感。そしてニーアが40万近いヒットを出したのが印象的な年でした。その一方でFFは30周年にしては静かな動き…

来年はKH3以外にも新規タイトルが2本あるのでそちらも期待。

カプコンバイオハザード7&大逆転裁判2は売上こそ大きく落としたが、最近はブランド回復に対する姿勢がみられるので今後の傾向に期待。今年はモンハンの久々の据え置き復帰があるのでかなり注目。

セガ…これといった動きが見られなかった年。龍が如く以外なんかあったけ?

来年は戦ヴァル4と龍が如く新シリーズに期待。

バンナム…定番タイトル中心でこちらもソフト発売数こそ多かったもののやや静かな印象が強かったか。ファミリー向けタイトルが多いのでPS4,switchそれぞれにどういったタイトルを提供するか期待。でも課金は許さんぞ。

コーエー…仁王のヒットが印象的でしたね。ただし無双ブランドの衰退が著しいので、三國無双8がどうなるか…。

KONAMIスポーツジムでもやっててどうぞ。

サヴァイヴは色々な意味で注目。

レベルファイブ…数年前の妖怪ブーストはすっかり収まりましたね。

次も何かヒット作を模索するのでしょうか(・・? 取りあえず、二ノ国II出してくれたらそれで良い(適当)

ファルコム…売上こそ若干落としたが、PS4移行は概ね成功と言ったもいいかな?ただイースVIIIのswitch移植で先が読めなくなったw。switchに展開する予定ないって聞いたのは間違いだったかも?

ガスト…よるくに2,アトリエは前作から売上を落とし、全体的に低調な動きが目立ちましたね。アトリエは新シリーズになるのでそこでどれだけ売上復帰できるか…。

その他洋ゲー…去年に比べるとこれといった大作がなかった印象。ただPS4のソフト売上は相変らず洋ゲー率が高いので、今後も10万規模のタイトルが多数発売されると思います。

 

 

 

2018年のゲーム市場予測

今年は久々の市場売上復帰となりましたが、switchが好調の陰で売上を落としてるメーカーも多いので明るい話題ばっかりとも言い難い感じもしますね。

2018年のゲーム市場で各ハードに与えられる課題は…

switch…よりサードを取り組み、尚且つ自社ソフトをどれだけ発売できるか。

PS4…10万~30万クラスの中堅ソフトをなるべく発売する。後はモンハン。

3DS3DSユーザーをどれだけswitchに移行させるか。

と言ったところか。市場の相場に大きく関わるのは、何だかんだ大作ソフトがメインなのでモンハンとswitchがカギになりそう。

大した話ではないですが、3DSの後継機が仮にswitchだとすると今後のハードはswitch、PS4のみになる恐れが。まあ据え置き派の自分は歓迎ではありますが、携帯機派の人には少し悲しい話かもしれませんね(-_-;)。 

売上の話ばっかりになってしまいましたが、今年2018年も2017年以上に盛り上がる年になって欲しいですね(^_^)/。