ラチェット&クランク THE GAME ゲームレビュー・感想 正当進化したラチェクラを楽しめるが、ボリューム点に不満あり
約2週間前に発売したPS4用ソフトラチェット&クランク THE GAME
のストーリをクリアしたのでレビューしたいと思います。
ちなみに自分はラチェット&クランクの1~5をプレイ済みです。 PS3時代のはやっていません。
今作は1のリメイク作品という事で結構期待していました。
そろそろレビューの方に移ろうと思います。
・現代の技術で蘇った初代ラチェット&クランク
今作は初代のリメイクなので、初代の惑星が多数登場していて、ステージ構成もリアルなグラフィックで再現されていて新鮮さと懐かしさ、両方感じれると思います。(全部じゃないのは後で説明)
グラフィックはさすがPS4と言える綺麗さ。 ラチェットの毛のフサフサ感が素晴らしい。
初代は操作性に難がありましたが(スライド移動ができない等)、今作の操作性はだいぶ良くなっています。 もっさりした動作は殆どありません。
・ ラチェット&クランクの面白さは健在
ラチェット&クランクといえば様々なガラメカを使い敵をぶっ飛ばしていく爽快アクションが醍醐味ですが、今作でも爽快なアクションは健在でした。
ガラメカは過去作からある敵を羊にするメルモシープや、今作初登場の敵をドット絵にするピクセライザーなどユニークな武器もありガラメカのバリエーションが多いのも〇。
2以降にあるガラメカの成長要素は今作もあります。 この要素のおかげで使えない武器をレベルアップのために使うのは自分だけじゃないはず。
ガラメカを使えば使うほど強くなっていきのは今まで通りです。
残念だったのはガラメカがアップグレードする演出がない事。 アップグレードの強化内容を書いてくれるのはありがたいけど。 もしかしたらPS3時代の時点で…
ストーリーは今までのラチェクラと同じノリで安心しました。 ステージ攻略中に流れるアナウンスとかは少し笑えるw。
その他ゴールデンボルトやインソムニアックミュージアムなどのラチェクラ恒例のやりこみ要素もあります。 だが何故かスキルポイントがない…
おまけの解放がスキルポイントの変わりにゴールデンボルトになっていました。
・ストーリーは大幅改変 原作とは別とも言える内容に(ネタバレ有り)
自分は1と同じストーリかなと思っていましたが、いざプレイするとストーリは別物といえる内容になっていました。
3のラスボス ネファリウスが登場していたり(ロボットになる前)、ヘルプデスクがリストラされてたり、BBBがラスボスの座を取られていたり、1の内容どこいったー?!ってなりました。
その他、ラストステージも変更されてる、ラチェットとクランクとの関わりが薄くなってるなど原作のストーリをそのまま楽しみたい人は気を付けた方がいいです。
他1のステージは多数ありましたが、原作そのままのものもあればだいぶステージ構成が違うステージ(ぺルディンなど)もありました。
何故ストーリが1と違うのかは疑問ですが、確か初代をアレンジした映画のストーリでゲーム化したからという話も聞きましたが。
ここは賛否が分かれそうです。
・5と同レベルのストーリの短さ
海外版のレビューで既に情報は得ていたのですが本当にストーリは短かったです。1,2,3の半分ぐらいと感じました。 ストーリの短さは5くらいだと。 もしく5よりやや長いぐらい。
一回のナノテックの上昇量が10の時点でストーリの短さは察しましたが…
やりこみ要素は充分あるのでストーリーの短さを許せるかどうかは自分しだいというところ。
惑星の数も1からやや減っており1の惑星を全部リメイクされなかったのは残念です。
総評
ラチェクラ恒例の要素も多数あり,1.~3の正当進化と思える内容でした。
ストーリの短さやストーリを改編など気になる部分はありましたが、アクション部分はしっかり作られており、PS4で爽快アクションを楽しみたい人にはおススメできる内容だと思います。
点数8/10